〔日本無線史〕と言う官製出版物全１３巻です。 （日本無線株式会社（ＪＲＣ）の社史ではありません） ２０世紀のちょうど折り返し時点の無線通信の現状を明治時代の後期からの歴史的な視点をもって当時の専門家が次のそれぞれの巻にまとめたものです。 発行は後に郵政省さらに現在は総務省の電気通信の管理部門となる組織が当時何処の省にも属さない独立行政委員会であった電波監理委員会となっています。 第１巻 無線技術史（上） 第２巻 無線技術史（下） 第３巻 無線研究史 第４巻 無線事業史 第５巻 国際無線事業史 第６巻 無線教育及び無線団体史 第７巻 放送無線史（上） 第８巻 放送無線史（下） 第９巻 陸軍無線史 第１０巻 海軍無線史 第１１巻 無線機器製造事業史 第１２巻 外地無線史 第１３巻 無線関係条約法令及び年表   冊子は昭和２５年の発行ですので紙質・印刷状態は当時の由来で、かつ、長期保管で紙面はそれなりの変色がみられます。 直射日光が当たらない場所で保管されていたモノですが冊子表装（布巻）には日焼け退色等があり、湿度の影響で冊子にソリが出ている巻や表装に痛みのある巻もあります。 各巻ともパラパラ漫画式に複数回確認した結果では破れや乱丁などは見当たりませんが、ごく一部にページ角に折れのある巻があります。 状態説明に見落としがありました場合はご容赦ねがいます。 「京滋ミーティングのホームページ」様に目次の詳細がありましたのでご覧ください。 http://ogino.c.ooco.jp/bcl/j_musen.htm