シホテアリン隕石 シホテアリニ隕石 89g 原石 標本 鉄隕石 隕鉄 良い ロシア Sikhote Alin 12

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商品情報

【サイズ】
約 縦41X横31X高33mm
【重さ】
約89.1g
【種類】
鉄隕石 最粗粒オクタヘドライト IIAB
【発見地】
ロシア連邦マリタイムテリトリー
【発見年】
1947年
【シホテアリンの豆知識】
1947年2月12日、東シベリアの人々が巨大な単一隕石の落下を目撃しました。ものすごい爆音が轟き、その光と爆発音は半径300kmにわたって観測されました
この火球の正体は小惑星であり、地球に突入した際にいくつかの破片になりクレーターを作っているのが発見されました。最大のクレーターは直径26m、深さ6mという大きさだったようです。
70トンを超える隕石がその一帯に降り注ぎ、完全体での隕石はレグマグリプトという指でおしたようなへこみが見られます。
これらの欠片はより高い高度で大きな塊に分裂したため、このような滑らかな表面を形成する時間がありました。
【鉄隕石 オクタヘドライト】
鉄隕石とは隕鉄と呼ばれる鉄とニッケルの合金を主成分とする隕石で、分化した小惑星の金属核が起源と考えられており、鉄隕石に含まれる鉄は、鉄器時代の始まりを告げる製錬技術が開発される前に人類が利用可能な鉄の最も初期の供給源の一つでした。
鉱物的には主にニッケルに乏しいカマサイトとニッケルに富んだテーナイトから出来ており、構造によりヘキサヘドライト、オクタヘドライト、アタキサイトに大きく分けられ、構造の違いはニッケル含有比によるものです。
通常のオクタヘドライトは、ニッケル比が5-18%でカマサイトとテーナイトは正八面体構造を作るため、断面には特徴的な模様のウィドマンシュテッテン構造が現れます。
構造的分類としては、ウィドマンシュテッテン構造のバンドの幅により最粗粒(3.3mmを超えるもの)、粗粒(1.3-3.3mm)、中粒(0.5-1.3mm)、細粒(0.2-0.5mm)、最細粒(0.2mm未満)、プレスティック(オクタヘドライトとアタキサイトの中間的な構造)に分類され、簡単に言うとニッケルが少ないほど粗粒(バンド幅が広くなる)になります。
化学的分類としては、当初は4つのグループ(I、II、III、IV)に分けられていましたが、その後はさらに分割され(例えばIAやIBのように)、さらにその中間的な隕石が発見されるとIAとIBはIABに統合され、2006年には鉄隕石全体で13のグループ(IAB、IC、IIAB、IIC、IID、IIE、IIIAB、IIICD、IIIE、IIIF、IVA、IVB、IIG)に分類されました。
特にIABグループについては、さらに細分化されており、IABメイングループ、sLL(低Au低Ni)、sLM(低Au中Ni)「旧:IIIC」、sLH(低Au高Ni)「旧:IIID」、sHL(高Au低Ni)、sHH(高Au高Ni)など多数のグループに分割されています。 【連絡事項】

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